2013年6月

2013年06月16日

最近よく新聞やテレビで話題になっているのが、憲法改正のニュースですね。具体的にその中心になっているのは憲法第9条の問題です。 その憲法第9条といえば、日本国憲法の特徴でもある、戦争放棄、武力放棄をうたった「平和憲法」といわれる条文です。いま、その条文を変えて、日本もいわゆる国防軍を持てるようにしてはどうかというのが議論の中身です。 新聞に載っていた世論調査では、半数以上の人がこの9条改正に反対をしているようです。改正に反対するというのは、戦争のない平和な世界を願い、軍など持つ必要ないという思いなのでしょう。 しかし、逆に憲法改正して軍を持ったほうがいいと考えている人は戦争をしたいのでしょうか。いいえ、おそらく改正賛成派の人も戦争を望んではいないのだと思います。軍としてしっかり武装することによって、相手からの脅威に対抗して戦争を抑止したいと思っているのではないでしょうか。 この憲法第9条改正に関する議論は「戦争を避けたい」という思いを共有する人の中で、軍を持つべきか持たざるべきかと対立しているに思い、とてもジレンマを感じます。 しかし、こういったジレンマは、私たち一人ひとりの人間関係でも同じなのではないでしょうか。みんな本当は自分の友達や家族、周りの人たちと仲良くしたいという願いを持っている。しかし相手から自分を傷つけられないように、自分の身を守るために自分の殻に閉じこもる、あるいは相手に対して攻撃的な態度に出てしまう、相手の悪口を言ってしまうことってないでしょうか。 「自分がいじめのターゲットにならないように、いじめる側につく」 いじめる人は、本当にいじめる相手を憎んでいるのではない。ただ、自分がいじめられ傷つきたくないから。自分を守るためなのです。 もっと言ってしまえば、いじめまで発展しなくても、ちょっとした喧嘩やギクシャクした人間関係の根っこにあるものも、相手から攻撃されないように警戒する自分の防御本能から発生しているのでしょう。 だれもが、戦争やいじめ、喧嘩、ギクシャクした人間関係に対して好意的感情は持っていません。むしろそういったものに自然と嫌悪感やストレスを感じます。 なぜか。きっとそれは、私たちの心のずっと深いところから湧き上がる「仲良くしたい」という無意識にも近い「願い」を持っているからなのだと思います。 私たちは、その「願い」と裏腹にいろんな理由や言い訳を見つけては、その「願い」を覆い隠してしまい、相手の悪口をいったり、喧嘩したりしてしまいます。 でも、喧嘩してしまったり、相手を傷つけてしまって嫌な気持ちになったときには、まず冷静に自分の心を落ち着け、そして心の奥底から湧き上がる「願い」をみつけてあげられたら、私たちはまた相手に対して温かい気持ちで接することができ、私たちは自分が進んでゆく道を軌道修正しながら進んでいけるのではないでしょうか。乱筆乱文多謝。…続きを読む

社会福祉法人真和会 白鳩保育園

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